サンタの衣装を着せるほうも着せるほうなら、着るほうも着るほう

早めの休みを家族のいる上海で過ごしていましたが、
パソコンの画面を通して私の目に飛び込んできたのが、
契約更改後の記者会見で真っ赤な
サンタクロースの衣装を着た内川選手の写真

内川選手が遠ざかっていった気がしたのか、
私が思いっきり引いたのかはわかりませんが、
近くとはいえ上海という「海外」にいたせいか、
内川選手や日本のプロ野球界と
距離を感じた瞬間でもありました

契約更改のニュースができるだけ「絵」になるようにと、
記者たちが小道具を用意する意図は理解します。また、
契約更改時に小道具を記者たちに用意してもらうこと、
またそれらの小道具を使いこなしたり着こなすことは、
プロ野球選手としての「大物度」のあらわれであるということも。
だから内川選手も堂々とサンタクロースの衣装を着たのでしょう

でも、バブル、バブル崩壊、赤字経営による球団の消滅、
未曾有といわれるような不景気などを経てもなお、
契約更改時のプロ野球選手の
「決めショット」が同じでいいんでしょうか

プロ野球選手の高額な年俸や、年俸の上昇率が
「景気のいい話」の象徴として世間を明るく照らしたり、
人々に希望を与えたりすることはかつてあったでしょう。
しかし、「うっち〜の年俸の上がり具合がスゴくて、
気分が明るくなってきたぜ!」って、いまそんな時代ですか?

しかも、球団は親会社が大金を補てんすることで成り立ち、
年俸の高騰はチケット代の値上がりなどでファンに
ハネ返ってくることもありうること、そして現状の
年俸水準では、近鉄のように球団がなくなるかもしれない…。
ファンですらそんな危機感を持っているいま、
サ・ン・タ・ク・ロ・ー・スですか?

そして、何よりベイスターズはブッチ切りの最下位ですよ。
内川選手はいまやチームの成績の責任を負うべき主力選手です。
球団も選手もこのオフはいってみれば「喪中」のようなもの
下を向いてばかりのツラいシーズンを送ったファンの心境を考えれば、
年俸がバカみたいに上がったとはいっても、やっぱり
真っ赤っかなサンタクロースの衣装はないかなーと思います。

プロ野球関連のメディアが、季節や行事ごとに
欲しがる」発言やポーズが伝統的にあるんでしょうが、
「時代」をムシしてただ伝統を踏襲するだけでは、
メディアや選手がファン心理とどんどん乖離してしまいます。

フォトジェニックでサービス精神旺盛な内川選手に、
サンタの衣装を着せたいという記者の気持ちも想像できますし、
内川選手もただメディアの期待に応えただけだと思いますが、
年俸の額に果てしない距離はあっても
選手とファンの心の距離が開かないように

記者会見のカメラのレンズの向こうにいる
私たちファンの気持ちと「時代」の空気に、
選手やメディアはもう少し敏感であって欲しいと思います。

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村田一派の行方

ファンもその存在を知るほどオープンな派閥で、
ベイスターズの1つの大きな派閥でもあるのが
村田一派」とメンバー自ら呼び、
またそう呼ばれるグループですね。

一派のメンバーである石川選手が
インタビューで所属メンバーを紹介していましたし、
オフには「村田サンタと愉快な仲間たち」
といったイベントも開催しているようですし、
彼らにはチーム内で「公」に派閥を形成することに
抵抗がないどころか、その仲のよさや楽しさを
「ぜひ知って欲しい」という願望すら感じます

女子は中学のころあたりから、団体生活において
「ひとりじゃトイレにも行けない」「すぐグループをつくる」
などと言われがちですが、女子である私からしても、
仲間意識の強さといい、楽しさや心地よさの外へのアピールといい、
なんだか女子っぽいなぁ〜」と思う村田一派のつるみっぷりです。

村田一派は、村田選手、大西選手、藤田選手、桑原選手、
内藤選手、石川選手らで形成され、イコール奄美大島での
自主トレメンバーのようですね。先日、自主トレに向けての
「決起集会」らしきものもあったようなので、
来年も一派による合同自主トレが行われるのでしょうか。

しかし、今年の村田一派の2009年シーズンといえば…。
村田選手が2度の肉離れ、大西選手が初の年俸ダウン、
呉本選手がクビ!で、桑原選手はなんとかクビが
つながったような状態。年俸がアップしたとはいえ、
藤田選手は規定打席に到達せず、石川選手はエラー連発、
内藤選手は代打要員止まり。何よりチームは2年連続最下位!!
縁起とかゲン担ぎとかを好むスポーツ界において、
何より「結果」がすべてのプロの世界において、
「メンバーは同じでいいのか」とか、
「環境を変えてみよう」とか、

考えてもよさそうなもんですが

まぁ、来年は個人としても、一派としても結果を残すべく、
自主トレの「中身」も劇的に変わるんでしょうが…。

私は他球団の選手との交流がオープンになり始めたころ、
我が球団のヒミツが漏れてゆく
そんな仲良し同志で真剣勝負ができんのか
などと心配や不快な思いをしたものですが、
「ショート」という1つのイスを取るために、
そのイスのまわりをいままさにぐるぐると回っている、
イス取りゲームの真っ最中の藤田選手と石川選手
が、
(右打ちの外野手という点で大西選手と桑原選手も丸かぶりです)
同一一派のなかでべったりとしているほうが心配で不快です
派閥の長である村田選手が「そこは藤田と石川の半分ずつで」
なんて調整に乗り出してくれるワケでもなし。

「藤田選手と石川選手って仲いいんですねー」
「みんな仲良しで自主トレ楽しそうですねー」
と言ってくれるファンだけを相手にして、
気持ちよくなっているならもはやそれまでという感じですが、
目立って派閥活動をする以上、いろんな目で見られている
ということを意識し、それを自らを追い込む要因にしなくては、
一派はただの「自立できないお兄さんたちの集まり」です。

とりあえずいまは派閥解散の兆しは見えないので、
来シーズンのオフ、派閥の長がFAを取得して、
“離党”ならぬ、“離チーム”してしまわないように、
とことん絆を強固にしてもらいましょうかねっ。

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早朝5時、エモやん発言に深くうなずく

先月、用事があって早朝5時からテレビをつけていると、
フジテレビで『新・週刊フジテレビ批評』という番組が始まり、
その日のテーマの1つが運よく『野球中継』でした。
番組タイトル通り、『新・週刊テレビ批評』は
フジテレビが自局の番組について自ら批評する番組では
あるのですが、批評であって批判ではないので、
「○○がとてもよかったです!」などというこちらが
恥ずかしくなるような視聴者のフジ絶賛のコメントも紹介され、
それをフジテレビのアナウンサーが堂々と読むもんだから、
まぁちょっとフシギな空気が漂う番組ではあります。

さぁ「野球中継」について批評しましょう、
というときに登場したのが野球解説者の江本孟紀氏。
江本氏は現在の野球中継について、
・ 野球中継の現場のスタッフが勉強不足
(野球中継が少なく経験を積めないことも一因)
・ 野球の取り上げ方が「感動」に寄り過ぎ
・ このままWBCなど一過性のイベントだけを扱うのか
批判する人がいない
…などと、話していました。具体例として挙げた、
「解説席で今日はファイターズのOBが多いですね、
という話になったときに誰も俺に話を振ってくれない。
現場のアナウンサーですら俺がファイターズのOBで
あることを、知らないんですよ」「ダルビッシュが日本シリーズで
ケガをおして登板したときに、ケガしているのにすごいという
感動的な話になっていたけど、まずケガしちゃダメでしょう。
誰もそういうことを言わない」などの話はどれもわかりやすく、
私は早朝5時過ぎにテレビの前で深くうなずいたのでした

にも関わらず、江本氏の話はアナウンサーや
出演していた大学教授ともどうにもかみ合わず、
江本氏本人も「満足できない(番組)出演だった」と
ブログに書いていましたが、江本氏が大学教授に、
「別に野球だけを取り上げないといけない義務はない」
と言い捨てられるなど、批評番組のなかで野球中継に
ついての「批評」を十分にできたとは思えない内容でした

私がプロ野球ファンだからかもしれませんが、
江本氏は何もこむずかしい議論を吹っかけたとも思えず、
野球解説者を呼んで野球中継について批評しようというのに、
要は番組側に野球中継を批評するための準備が
まったくできておらず、そのためにまともな批評を
番組内で展開できなかっただけではないかと思います

天気や季節の話をバッタリ会ったご近所さんと挨拶代わりに
交わすわけじゃないんだから、批評番組の司会者として、
アナウンサーはもう少し準備をするべきだったと思います。
この、元プロ野球選手であり、長年解説者として野球中継に
携わっている「その道のプロ」を招いての局のナメた態度が、
野球中継をつまらなくしている一因でもあるのではないでしょうか

局側には「フジテレビは野球中継のことをちゃんと考えますよー」
と、アピールしようという意図もあったと思いますが、
そのナメた態度によって議論を盛り上げることもできず、
結局は批評番組そのもののと、それをヨシとするフジテレビの
価値を下げただけだったように、私には見えましたが。

だから、エモやんもこれに懲りず、
そして「感動」求めて選手に媚び過ぎず、批判をおそれず、
これからも10倍100倍とプロ野球を楽しませて欲しいと思います。

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私こそヒザを打ちました

週刊ベースボール』は、私“文系”野球ファンの
愛読誌ですが、最新号の2つのコラムを読み、
「おっ、気が合うな〜」と、まるでちょっとした知人と
グッと距離が縮まったような気分になりました。

まず1つは、日米数球団で通訳や渉外などを担当し、
WBCには構想段階から携わったという、
スポーツビジネスコメンテーターのコータ氏のコラム。
最終回の今回、「プロ野球界への私なりの提言」として、
かつてないほどの世界的不況のなかで反比例するような
選手年俸の拡大。そして、球団の経営方式も昔のまま
」、
「(経験したメジャー各球団のマーケティングは)
日本の『親会社の宣伝媒体としてのプロ野球』とは異なり、
その意識の差異にはプロとアマチュア組織以上
のものを感じた」
と指摘し、人事異動的な球団幹部の人選なども挙げ、
日本のプロ野球はこのままでは、明るい未来は
来ないかもしれないと危惧している
」とのことでした。

日米野球界の内部を知っているコータ氏の指摘と比べると、
薄っぺらく裏付けにも乏しいのですが、前回のブログでも
触れたように、それはまさに私が日本のプロ野球界に
対して抱いている心配事と種類は同じ。逆に言えば、
そんなわかりやすい問題ですら日本のプロ野球界は、
ほうっておいているということなのですね

もう1つは、「おんりい・いえすたでい」というコラム。
その始まりは「故意か偶然か横浜が国立大出身の
3選手を日ハムに放出してしまった
。(ドラフトで
京大大学院休学中の福田投手を指名したのだから)
『国立大カルテットで売り出せば面白い!』とヒザを打ったのに
親会社がテレビ局なのに遊び心がない球団だ」。
ブログのネタにしたように私は「国立大3選手のトレード」に
大興奮だったのですが、この点が大きく報道されることはなく、
どうして、このキセキに飛びつかないのよぅ〜」と
歯がゆい思いをしていました。まぁ、それが実力の世界である
プロ野球についての正しい報道なのかもしれませんが

ど〜でもいいネタを見つけては、ひとりにんまりするのも
好きではあるのですが、今回はこのコラムを読んで、
「そうそう、やっぱそこは食いつくとこだよね!」と
私こそヒザを打ち、筆者と心で握手したのでした

ちなみに、コータ氏のコラムに掲載されていたのは
2004年の球団合併に反対するファンのデモ行進の写真
「国立大3選手のトレード」にはそんなにこだわって
くれなくてもいいけれど、『週刊ベースボール』には、
2004年の球界再編問題と問題の背景にあるものに、
こだわり、追いかけ、しつこく報道し続けて欲しい

たとえ球団関係者、選手がよろこぶ記事にはならなくても…。
そしてプロ野球の永い繁栄に寄与して欲しいと願います。

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アマチュアが「税金でスポーツができている」なら、プロ野球は…

契約更改に関し、「内川、越年も」などというニュースも
あったうっちー。「いろいろと言いたいことがある」そうで、
それを「交渉のプロを通して言ってもらう」と代理人交渉を
するそうですが、「…って、自分で言わないのかーい!」と
1年の終わりに初めてうっちーにツッこんだのでした。

さて、今年の流行語にも選ばれた「事業仕分け」。
日本オリンピック委員会などへの国庫補助金についても議論され、
危機感を抱いた五輪メダリストたちが記者会見をしましたが、
税金でスポーツができていると
 選手たちが再認識しないといけない

 しっかり考えるいい機会になった」とコメントしたのは、
北京オリンピックフェンシング銀メダリストの太田選手。

ならばプロ野球選手は
何でスポーツができている…?

アタシのおかげでしょうと恩着せがましいことを
言いたいというわけではないのですが、
「ファンあってのプロ野球」は、
タテマエでもきれいごとでもなんでもなく、
「ファンがいるからお金が動く(入る)」という
現実をあらわしている言葉でもあるのです

「そのファンを増やすために、オレはがんばった」と、
成績を残した選手は主張するかもしれませんが、
「がんばる」ことが収入につながるのは、
やっぱりファンの存在があるからなのです

選手が球団と納得するまで話し合うのは自由で、
選手の権利だと思いますし、年俸や「いい生活」を
選手生活のモチベーションにするのも大いに結構。
選手の年俸交渉に当たり前ですがファンの出番はない。
でも、ファンは見ているのです。
自分たちと深いつながりのあるお金の行方を…

近年、選手もファンを増やすための努力を
よくやっていると思います。その姿勢にはときに
頭が下がるほどです。ですが、日本野球機構は赤字、
球団に対し親会社が大金を補填、なのに
選手の年俸は球団が赤字経営をしなくても
済むような相場に見直されることはない

お金を支払う側も含め、球団が1つ消滅するという
悲劇を経てもなお、日本のプロ野球はこんな
あやうい状態でいったいどこまでいこうというのでしょうか。
いけるところまで? せめて自分が現役の間だけでも…?

税金ではないのだから、ナットクがいかないのなら、
野球に一切お金を落とさなければいいことですが、
バラマキを批判されながら、税収よりはるかに
多い国債を発行してなんとか“国”
まわそうとしているというニュースを見ながら、
不謹慎ながら“プロ野球”の未来を憂うのでした。

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キセキの「国立大学出身3ペア」

今日発表されたベイスターズ・日ハム間のトレードに関して、
ニュースの見出しには「大型トレード成立」という言葉が。
私は「大物がからんでいるトレード=大型トレード」という
印象があったのですが、とにかくいっぱい人がからめば、
「大型トレード」なんでしょうか。どっちでもいいんですが。

それはそうと、ベイスターズからトレードとなった
加藤、松家、関口という3選手のその組み合わせに、
私は「歴史的トレードを見た!」とすら
思ったのですが、ちょっとオーバーですか?
国立大学出身のプロ野球選手そのものがめずらしいし、
その国立大学出身選手が3人も同じチームに
所属していることなんてもっとめずらしいのに、
さ・ら・に、その3人がそろってトレードになるなんて!
 
先方もまさかトランプのように「国立大学出身の3ペア」を
そろえたかったわけでもないでしょうし、
プロ野球はこれからも長い歴史を刻むでしょうが、
こんなトレードは2度とないと思うのです

…って、私コーフンし過ぎですか?

思えば、ベイスターズには、筑波大学出身の杉本選手、
九州工業大学出身の田崎選手もかつて所属していましたが、
ベイスターズでユニフォームを脱ぐということはなく、
今回トレードとなった選手は今後どうなるかわかりませんが、
ベイスターズは国立大学出身選手が「入ったはいいけど、
卒業はしにくい」みないな、球団になりつつありますね。
今回のトレードの、学歴に対する逆差別的なこともなく、
どんなプロフィールだろうと、偏差値がいくつだろうと

「野球」に対する能力を判断するんだという姿勢は、
ある意味とても気持ちがいいものではあるのですが、
プロフィールを材料にあれこれと想像しながら
野球を見るのもファンの楽しみ方の1つ
で、
今回トレードとなった3選手の「アナライジング」ぶりを
来季ぜひ見てみたかったという思いもありますが、
トレードによってドラマチックに動き出した選手個々の
野球人生を応援するのもまたファンの楽しみでもあります

多村選手のようにツっこむことばかりにはならないとは
思いますが、縁あって応援した元ベイスターズ選手の
野球人生にこれからも注目していきたいと思います。

えーっと、女子としてはトレードによって、
ベイスターズのイケメン偏差値に変動があるか、
つまりその〜あの〜なんていうかルックス的な
プラマイ計算
をしてしまったりするのですが、
今回は大きな変動はないようですねっ、
超個人的な査定ではありますが。

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茶髪やヒゲより気になる“毛”

「U-26NPB選抜×大学日本代表戦」をテレビで
チラっと見ましたが、ユニフォームの自由度が、
中学の部活動における「中3対中1」みたい
でしたね。
といっても、それは80年代の私の経験に基づく、
個人的な印象ですが。私が中学1年生のとき、
ジャージも制服もくつ下も、部活のセンパイたちに
その着方をまぁいろいろと細かく指導されたため、
上級生になること=ジャージや制服を気崩せること」で、
いま思うと大してカッコいいことではないのですが、
「早くジャージの裾を折りたい〜」なんて思いながら、
自由のない下級生時代を過ごしたものです

プロ野球界も今日のU-26NPB選抜の選手たちも、
ユニフォームは相変わらずダボダボ系が主流ですが、
ダボダボユニフォームを着ることが、
プロになったら絶対にやりたいこと、
つまり「ジャージの裾を折ること」なのでしょうかね

そう思ってしまうほど、絶対に機能的とは思えないし、
スポーツ選手なのに敏しょう性がまるで感じられません。
今日U-26NPB選抜として出場していた、
カープの天谷選手のユニフォームの袖が異常に長く、
「七分袖」のようになっていたし(サイズ間違えですか?)、
村田選手が今シーズン、サヨナラ死球を受けた際、
「ユニフォームを大きめにしておいてよかった」と
インタビューで答えていましたが、
だらしなさや個性の主張以前に、野球という
スポーツをとどこおりなく執り行うためにも、そろそろ
“ダボダボ規定”を導入すべきでは…と思う次第です

ところで、ユニフォームといえば、
いま国際大会が行われているバレーボール男子の、
日本代表ユニフォームがノースリーブになりましたね。
バレーボールは、トスやスパイクを打つときだけでなく、
前衛選手はネット際でずっと手を上げっぱなし、
ポイントが入ればハイタッチの嵐です。つまり、
ノースリーブなのでワキ毛が見えっぱなしなのです。
男子チームは植田監督のもと肉体改造をしたそうで、
鍛え上げた二の腕をムキ出しにして相手を威圧しよう
…という意図があったのかどうかわかりませんが
(だとしたら、日ハム時代の新庄選手にように、
二の腕がもっとも盛り上がっているところまでの長さの
ピチピチの半袖を着たほうが二の腕が強調されると思いますが)、
インドアスポーツであるバレーボール選手の色白の
二の腕と日本人独特の真っ黒いワキ毛の組み合わせを、
恥ずかしくてなかなか直視できない私なのであります

それは、気合いが入って打席でユニフォームの
半袖部分をまくり上げる選手がいたとしても
ワキ毛までは絶対に見えることがないプロ野球
というスポーツを熱心に見てきた私にとって、
あまりに見慣れぬ光景だからでしょうか

茶髪、ヒゲと、何かと“毛”が話題になっている
ベイスターズですが、バレーボールのニュースを
見かけるたび、私はワキ毛でひとり照れています

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ベイスターズへの怒りが第二の人生の原動力なのか

ベースボールマガジン社『週刊ベースボール』に、
プロ野球選手の引退後の仕事や仕事ぶりを紹介する、
セカンドキャリアの球人力」という不定期連載があります。
先週号に登場したのはベイスターズOBの中野渡進氏でした。

中野渡氏は現在「もつ鍋わたり」という飲食店を営んでおり、
そのことはベイスターズ関係者のブログにも紹介されていたし、
今日までは苦労もあったでしょうが、今回『週べ』の登場は、
引退後の成功者としてなんだろう…と気軽に読み始めましたが、
いやいやベイスターズファンには重い内容でございました

中野渡氏は2000年入団。01年63試合に登板したあと、
ヒジを傷めて02、03年は計12試合の登板にとどまり、
03年オフ戦力外に。戦力外通告後、セ・リーグの
テスト「だけ」を受けたそうですが、その理由は
セ・リーグの球団に入って、ベイスターズの
 ベンチに暴投ほおってやろうと思っていたから
」。
また、「グラウンドに金なんて落ちていなかった」と、
プロ野球界に対する失望も語っています。
そして、飲食店開業時のさまざまな困難についても、
野球を追われてムカついた気持ちと、もう1回
 なんとかしてやると思ったから、なんとかなった」と。

こういった元選手のインタビューもの読むときに、
「プロ野球選手だった誇り」とか、
「あのときの声援は忘れられない」とか、
なんやかんやプロ野球人生を「いい想い出」として語って
くれることを、私たちは無意識に期待しているんですね

だから、ただ正直な気持ちを語ったインタビューに、
どんよりと暗い気持ちになってしまうんでしょう。

ただ、今回のインタビューは、著者も異なることから
これまでの連載とちょっと印象が違い、著者が意図的に
刺激的な言葉」を入れていったという印象のある
インタビューではありました。「クビになった側」への
インタビューなのだから仕方がないのかもしれませんが、
「刺激的な言葉」に対する防御本能というか、
そんなふうに言うんだったら、こっちだって
みたいな感じで、「まだやれると思っていたといっても、
結局他球団から声がかからなかったじゃないか」、
「グラウンドに金が落ちていなかったのではなく、
拾えなかっただけじゃないのか」などと、
自分でも思いもよらない感情が沸いてしまう…。
そういう意味でもツラいインタビューでした

著者があえて「刺激的な言葉」を選んだのだとしても、
どっちにしたってそれは中野渡氏から出た言葉で、
どれくらいあったものがどれくらいに減ったのか、
いまでも増え続けているのかはわかりませんが、
退団から6年経てもなお、中野渡氏のなかには
ベイスターズへの怒りが存在するのでしょう

現在の生活の原動力がベイスターズへの
怒りなのだとしたら、ファンとしてそれは
とてもフクザツな話ではあるけれど、
どんな思いが原動力になっていようと、
フクザツな思いをしても、かつて応援した選手が
いまを幸せに生きていてくれたほうがうれしいです

こんなふうに思うファンが存在することもひっくるめて、
「中野渡進のベイスターズでの野球人生」だと思う

のですが、それはファンの勝手な押しつけでしょうか。

それはそうと、これは元選手のセカンドキャリアに
ついての連載。「困難を極めた」という開店までの
エピソードをもっと深く、そして店をオープンする元選手は
多くても実は成功例が少ないいという飲食界での世界で、
成功者としてのアドバイス、今後の展望などにもっと
行数を割いてくれてもよかったのでは…という気がします。

インタビューに、「(中野渡氏は)勝負の邪魔になるからと、
現役時代は他球団に知り合いを作らないようにしていた
」と
ありましたが、先日ベイスターズの山口選手が
「U-26NPB選抜」に選ばれたことをブログで報告した際に、
若い選手がたくさんおるからいろんな人と仲良くなろー
と書いていたことを思い出し、「中野渡氏がベイスターズに
いたらどんなセンパイになっただろう」と思ったりしましたが、
プロ野球の世界、こういう「たら・れば」もナシですね。

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「横浜の応援はサイコーでした」という那須野選手のコメントに、胸がチクッ

那須野選手がロッテにトレードとなりました。
今回のトレードにあたり、ベイスターズファンに向けて、
さちこカフェで「横浜の応援はサイコーでした」という
那須野選手のコメントが紹介されていましたが、
このコメントを見て、私は胸がチクッと痛みました。
私は那須野選手に対し、「最高」と思ってもらえる
ほどの応援をしたという自信がないからです

那須野選手はいうなれば……
ショップ店員に「人気商品で残り少ないんですよ」なんて言われ、
「ならば誰かに買われてしまう前に」と大金はたき、
衝動的に手に入れたけれど、意外と使い回しがきかず
大して着ない間にはや数シーズンが経過。
そういう服ほど購入したときの価格をハッキリと覚えていて
クローゼットにかかっているその服を見るたび、
あるいは衣替えシーズンに出したりしまったりするたび、
「あぁ、00000円だったんだよなー」と暗い気持ちになる
「処分してしまえば、この暗い気持ちからは解放される?」
とは思っていても、高価だったことだけはハッキリ覚えているし、
実際モノはいいもんだから、なかなか踏ん切りがつかない。
……そんな存在だったでしょうか、ここ数年間。

私は同じように伸び悩む若手投手に対する
はがゆさに「何か」、つまり高額の契約金の件を
プラスした感情を那須野選手に抱き続けていた
し、
私の頭のなかに「♪億千万、億千万」という
BGMがしつこくかかっていたことも事実

また、契約金の件が発覚した際の、
「オレだけが悪いのか」と思っているととられても
仕方がないような幼い態度伸び悩む成績
打たれたときのふれくされたような表情など、
まぁ、ここまでくるとそうゆう顔なのかもしれませんが、
そういった那須野選手の「個性」も、
私の感情が長引いた一因ではあります

どのような選手を好み、どのような思い入れを持って
応援するかはファンの自由、逆にどのような選手を
好まないのかもファンの自由ではあります。
また、プロなのだから不祥事を吹き飛ばすような活躍を
すればよかったこと。そうではあるのですが…。

ダルビッシュ選手が、今年の日本シリーズ前に、
不祥事を起こし、初めて投げた札幌ドームの
 お立ち台で受けた温かい拍手、歓声を胸に生きています

とつづっていました。

5億3000万円」と「タバコとパチンコ」では
抱く感情もファンの反応も違ってはくると思いますが、
それでも、ダルビッシュ選手の言葉を思い出すと、
那須野選手というプロ野球選手に対し、
 ファンとしてできることがあったのではないか
」。
そんなふうに思えて、「横浜の応援サイコー」という
言葉がなおさら胸に刺さるのです。

トレードは、ロッテという新しいクローゼットで
那須野巧という一着をまっさらに評価してもらういい機会。
いいネ、この服。使えるね!」。
いまさら「サイコーの応援を」というワケではありませんが、
そんなふうに思われるような活躍を期待しています。

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ミステリーではないGG賞「ゼロの衝撃」

先日「ゴールデングラブ賞」が発表になりましたが、
ラミレス選手にだって佐伯選手にだって3票入ってしまうなか、
石川選手は「0票」、0票ってええぇぇ〜!!
これは広末涼子主演映画『ゼロの焦点』ならぬ、
石川雄洋主演『ゼロの衝撃』です。

私は、「最下位チームだからってナメないでよっ、
よく目を見開いて、ウチの石川のプレーを見てよ!」と
取材記者の投票による賞であることから担当記者の多い
チームの選手が優位といわれたり、守備の評価といっても
個人の成績にも引っ張られる…などといったよくいわれる
選考方法を批判したいのではありません、この件に関しては

ショートの有資格者のなかで「0票」は石川選手だけです。
(ちなみに村田選手も有資格者で0票ですが、
 出場試合数が少ないのでおいておいて…)。
今シーズン134試合に出場し、そのほとんどの
試合でショートの守備についている石川選手は、
ベイスターズの確固たるレギュラーだったということ。
その我がチームのレギュラーの評価が「ゼロ」だということに、
なんていうかものすごい衝撃を受けたわけです

ゴールデングラブ賞自体が「主観的」な賞ですから、
「0票」だろうとファンが「石川の守備、よかったよね!」と
気分よく球場をあとにできればそれはそれでいいと思うのですが、
私は「おまえんとこのレギュラー、ゼロだってサ!」という
ヤジが聞こえてくるような被害妄想すら抱いてしまうし、
「そんなことないもん。私はうまいと思ったもん!」と
言い返す元気がない、つまり『ゼロの衝撃』は私にとって
ミステリーでも何でもないのが、また悲しいのであります…

石川選手に関しては、グラウンド外のブログの件で
あれこれ言いましたが、都合がいいと言われても、
私にとって小言はなんてったって期待の裏返しですし、
グラウンドでの1つの評価が、「ゼロ」であり、
その件でファンは衝撃を受け、胸を痛め、
ファンとしてのプライドも傷ついた…

そのことだけはよく理解して欲しいと思います。

外野手では青木選手がトップの128票で受賞し、
これで4年連続の受賞となりましたが、
青木選手といえば今年高田監督がその緩慢プレーを
もともと守備に気持ちが入っていない」と怒り、
懲罰的にセンターからレフトにまわされたということが
あったことを他球団のファンである私も記憶しているし、
これは担当記者だけじゃなくてもプロ野球のお仕事を
していれば、勝手に入ってくる情報だと思うんですが、
記者の目から見れば、「そんなことはあっても
守備はうまいのよ」ということなのでしょうか。

内川選手は22票、吉村選手は5票でしたが、
吉村選手のあとにはもう3票のラミレス選手、
2票の金本選手が迫ってきています

たしかに今シーズン、平凡なフライを落球する
という派手なエラーを犯した吉村選手ですが、
青木選手はもちろん、内川選手との差もスゴイですね。
吉村選手が守備面でもちゃんと評価されるためには、
派手な落球がNGなのはもちろんですが、
打撃成績も上げていくしかないんでしょうね、
いまのゴールデングラブ賞の選考システムでは

守備面の正当な評価はもちろんして欲しいですが、
ゴールデングラブ賞が発表される来年のいまごろは、
あら〜、個人成績が守備評価を引っ張っちゃったのかしら♪
なんていうフワフワしたセリフが出ちゃうような、
ベイスターズ選手の個々の成績を期待したいです。

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