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2009年1月

たった3か月待った相手にずいぶんな忠誠心だこと

当たり前ですが、テレビや新聞で見聞きする
移籍会見のコメントは新しい球団での意気込みで、
前所属球団のことが報じられるとするとしても
「アイツにはやられない!」なんていう、
紙面映えのいい挑発的なコメントくらいでしょう。
だから、私たちベイスターズファンには、
相川選手のメッセージは届きませんでした

ブログも更新されていませんし。

思い起こしても、どれくらいの覚悟でメジャー希望を表明し、
どんなザセツ感があって、どんな思いで最終的に日本を選んだのか、
まったくその心のなかが見えてこない。ついこの間まで、
そのため息すら聞こえてきそうなくらい心理的に近い距離に
私たちベイスターズファンはいた
というのに。

長い間待ってくれたので、お礼に優勝したい

とは、昨日語られた相川選手の入団会見でのコメント。
ベイスターズ入団から14年、正捕手になり、
選手会長をつとめ、最下位をくり返すなかで、
私たちも首を長〜くして待っていました。
相川選手が低迷するチームを引っぱり、
優勝決定の瞬間に投手と抱きつくシーンを!

タンパリングって、どう訴え、誰が調査し、
誰が裁くのか知りませんが、ヤクルトが相川選手を
持ち上げるほど、相川選手がヤクルトに忠誠を誓うほど、
気持ちいいくらいに相川選手への思いが引いていきます。

相川選手サイドは「メジャー挑戦を待ってくれない
というのだから、仕方なくベイスターズ退団」という、
イメージ的にもダメージを受けない形での移籍が
できたとホクホクしているのかもしれませんが

「裏切り者」というキャッチフレーズがないぶん、
スポーツ紙がよろこぶプロレス的対立ストーリーも薄いし、
フワフワと移籍されたぶん、激励も怒りもファンに
そもそも「感情」ってもんが沸いてこないし、
ぶっちぎりの最下位の正捕手の5位球団への移籍は、
球界的には「どーでもいいですよー」程度のインパクト。

最下位という成績への責任、選手会長という立場を
考えるとなんとも軽く感じる今回の移籍ですが、
移籍そのもの以外にも、ダメージはなくても
ヤジすら飛んでこない今回の移籍までの過程は、
プロ野球選手としての存在感までを軽くしてしまった

ように思いますね、負け惜しみでイヤ〜なこと言う
オンナだと思われそうですが。

…ということで、ネチネチうじうじの相川移籍ネタは終了!
球界屈指のイケメン・相川選手もシミやシワなど
そろそろ顔のほうも「老い」が見え隠れ。
敵チームの選手となってしまった相川選手ですが、
チームの勝敗に関係ないところの「イケメンの維持」については、
元所属球団のファンとして今後も応援していきたいと思います

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あぁ、なんと軽い正捕手の移籍3

相川選手がマネジメント契約をしているのが、
スカンヂナビアという会社で、
社長の奥さんはTBSの木村郁美アナです。
(同会社とマネジメンと契約を結び、
 今回ヤクルト側の交渉窓口となった伊東昭光氏、
 ブログで社長が絶賛していた館山選手がいずれも
 ヤクルトの人間というのがベイスターズファンにとっては
 なんとも気持ち悪い話ですよね)

その社長がブログで相川選手のことをたまに話題にするのですが、
昨年のブログで相川選手のファンミーティングのことを、

やはり直接ファンに伝えることを重んじている。
 (開催したホテルが横浜だったことに)
 ベイスターズファンに仁義を切った

といったファン心理とかけ離れたコメントしていて、
同じ会社とマネジメント契約をしている
吉村は大丈夫なんだろうかと思ってしまいました。

あの日お金を払ってファンミーティングに出席した
人たちだけが相川選手のファンではないのです。
これまで「ベイスターズの相川」のプレーを見るために、
長年にわたってたっくさんのお金を使ったファンがいるのです

いまならまだ遅くない。
ベイスターズ正式退団→ヤクルト正式入団となる
記者会見までにそのことに気がつき、
ベイスターズファンに最後くらいちゃんと
メッセージを送って欲しいと思います

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あぁ、なんと軽い正捕手の移籍2

実は、私があんなに「イケメン要員」としてその価値を
認めていた相川選手を見切ったきっかけがあります。

それは、相川選手のブログでの発言です。

自分は人の話を聞く方が好きで、あまり多くを語らない方なんで、
 つまらないと思う方々もいらっしゃるかもしれませんが、
 実際に会って話すと非常におもしろい?
 と言ってくれる人もいるんですよ(笑)
 クリスマスファンミーティングでは弟・寿里と
 一緒に心を込めてファンサービス感謝デイにしたいと思っています

今まで、シーズンが終わってから会う機会がなく、
 皆様に報告出来なかったのですが、自分に進展がない事や、
 これからどうして行くかなど、自分の口から昨日集まって
 下さった皆様に報告出来ました事、良かったです

私はこれを読んで「ダメだこりゃ」と思ったのです。
選手会長でFA資格者でWBC優勝戦士でイケメン、
そんな相川選手に成績以外のところで、
なんか「足りない感じ」がする理由が、
わかったような気がしたのです。

「あまり多くを語らない」タイプなのは勝手だけど、
相川選手はそのへんのあんちゃんではなく、
多くのファンと世間の関心を集めるプロ野球選手
なのです。
にも関わらず、FA移籍か?という大局面において、
グラウンドではなくホテルのいち会場で、
ユニフォームではなくおしゃれした私服姿で、
有料のイベントに来た限られたファンに対してだけ
メッセージを伝えて満足している
とは、

お前は韓流スターか!?

と思いましたよ。
退団確実の状態で来季の新ユニフォームを着て
ファン感謝デーには出られなかったこと、
球団に思うところあって今回のFA→退団になったことなど
イロイロあるでしょうが、そんな事情はファンには関係ない。
ファンにとっては、長年応援していた相川という選手が、
出て行くのか、来期もベイスターズでプレーしてくれるのか、
シロかクロか、0か100かという緊急事態
なワケです。
誰も選手個々の「権利」であるFAの行使や
その結末にケチをつけているわけではなく、
いくら「あまり多くを語らず」タイプだからといって、
ブログもやっているわけだし、ファンの心理状態に
対する想像力がなさすぎで、プロ野球選手としての
オトナ度の低さにガッカリしているのです。

だから、「他球団でもがんばれー」とも思えない、
かといって「他のユニフォーム着ちゃうなんて悲し過ぎ!」
という気分にもならない、「無関心」という
最悪の心理状態になってしまいそうな私なのです。

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あぁ、なんと軽い正捕手の移籍1

まず、私たちベイスターズファンは、
いつ、相川選手に「行かないで〜」と
メッセージを送ればよかったのでしょうか。
そして、
どのタイミングで「行ってしまうのね」と
落胆すればよかったのでしょうか

メジャー移籍希望ゆえのFA
→ふうん、夢を追うならがんばれー

編成上の問題から球団は相川選手の動向は待たない
→つまり、残留はナシなのね。じゃあ、メジャー行きを応援しよう

ヤクルトがいつまでも「待つ」らしい
→あれれれ、国内の「保険」ができちゃったよ。
 これはメジャー断念(つーかオファーなし)、国内移籍もあるね

ヤクルトが相川と同じマネジメント会社と契約している
伊東昭光元選手を「窓口」にして相川を本気で獲りにくるらしい

→ハイハイ、もうヤクルトっスね

宮本選手が「相川がくれば優勝できる」とラブコール
→もはや失笑

といった小ネタ続々で、
私たちファンは十分に心の準備ができました
「行かないで〜」「行ってしまうのね〜」も、
タイミングを逸したのではなくて、ファンに
そういった気持ちが沸いてこない流れだったともいえます。

しかし、「正捕手」と呼ばれてからのシーズン、
大半がチームは最下位で、昨年は肩の手術後の
リハビリのようなシーズンを送った選手をこの時期まで待ち、
どさくさまぎれに年俸までハネ上げてくれるとは、
日本のプロ野球界はホントに捕手不足なんでしょうね。

だから、今日の会見で相川選手も、
対戦していて、何か一つ変えれば勝てるという
 においがする投手が数人いる。
 若い投手を勝てる投手にしたい

なんていうベイスターズファンがツっこまずにいられない、
こんなセリフがしゃーしゃーと言えるんでしょう。

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気ぃ使いーな現代のプロ野球選手たち

「○○に来ています。ちゃんとトレーニングもしてますよー」
「今日はゴルフをしてきました。いい気分転換になったので、
 また明日からがんばれそうです」
「月間MVPも獲らせていただきまして」
使っていただけるよう、アピールしたいです」

オフに息抜きをしても「トレーニングもちゃんとしている」と
ひと言加えたり、「〜させていただき」と敬語を多用したり、
テレビ、雑誌、新聞、ブログなどで
見かける選手たちの「言葉」に、
ものすごい「気づかい」を感じます。


「インタビューの受け答えの練習」をするなど、
球界も「メディアトレーニング」のようなものを
取り入れているそうですからその効果かもしれませんが、
そのうち「生かせていただいています」とか言い出しそうなくらい、
いまプロ野球界は「気づかい集団」になっている気がします。

きっかけはやはり2004年のプロ野球再編騒動でしょう。
「ファンあってのプロ野球」といった当たり前のことを、
選手もファンも再確認し、球団や選手個々の
ファンサービスも一気に増えました。同時に、
選手たちの言葉使いも変わってきたように思います。
再編騒動の一因は選手の年俸の高騰ですが、
「選手がファンに感謝し、尽くしている」姿は、
選手にそんな意図はないとしても、結果的に
「人件費問題」の批判をかわすことになった気がします

(そして選手の年俸は現在も高騰を続け、
 球団は「身の丈」に合った経営ができずにいます)

また、選手たちの「気づかい」には、
選手たちの言動に常に「プロ」を求める
私たちファンの視線も、大いに影響しているでしょう。

(ちなみに、芸能人たちに「気づかい」が見られるように
 なったきっかけは、私は「韓流ブーム」だと思っています。
 感謝の気持ち、サービス精神、へりくだり方がハンパない
 韓流スターが上陸し、私たちは「アレ、この謙虚さは
 日本の芸能人にはないのでは?」と感じてしまった。
 そんな「空気」を感じ、危機感を持った日本の芸能人たちは
 以降少しずつファンのもとに「降りてきた」ように思います)

では、現代のプロ野球選手は
きゅうくつで不幸なんでしょうか。

ファンの目を気にせず(ブログは選手個々が好んで
プライベートを公表しているものではありますが)、
ファンに対する「気づかい」も求められなかった
時代の選手たちは、幸せだったんでしょうか。

多少「めんどう」な面は否めないとは思いますが、
たとえ最初は「言わされている」
「させられている」ような「気づかい」でも、
その行動のなかからファンへの心からの感謝の
気持ちが芽生え、感謝の気持ちを持って
プレーできたり、常に向けられるファンの
視線によってプロ意識や責任感が高まる
のであれば、
現代のプロ野球選手とプロ野球ファンは
けっこう幸せなときを過ごしていると
言えるのではないかと思います。
少なくとも、「ファン孝行したいときにファンはなし」
なんていう悲しい状況は減らせるのではないでしょうか。
(しかし、プロ野球が栄え続けていくためには、
「気づかい」と年俸の問題は別の視点で論じられるべき!)

「気づかい」で疲労困憊するようならそれまで。
プロ野球選手として求められる「気づかい」は、
プロ野球界の「オトナの階段」を昇るために、
きっと大いに役に立ってくれるでしょう。

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“侍ジャパン”ネタで新年初文句

新年最初の投稿が「文句」とは、
ロクな1年を過ごせないかもしれませんが、
今年は3年に1度のWBCの年ということで、
やっぱりあれこれ言わずにはいられません、
「侍ジャパン」というネーミングについて

公式の場でプロ野球日本代表チームの名称を
「侍ジャパン」とすると発表したわけですが、
「星野ジャパン」の流れを断ち切るべく、
「原ジャパン」と呼ばれる前に名前つけちゃえ!
っていう安易さ・安直さがまずイヤ〜な感じ。
まぁわからない人にはまったくわからないと思いますが、
私は同時に、少女マンガの名作『生徒諸君!』で
転校してきた主人公が「私、北城尚子。通称ナッキー」と
自己紹介したことを思い出しました。
そう、広まってもいないあだ名を
自分から発表することのこっ恥ずかしさと
押しつけがましさも私は強く感じたのです。

ごていねいにロゴのようなものも作ってあって、
そこには侍のシルエット、そしてその侍は、
「さぁ、オトコの仕事をするゼよ」とでも
言わんばかりに、刀を持つように、
バットを持っているではありませんか。
平和な時代に刀ではなくバットを持って
オトコたちは戦う、やるかやられるかの
過酷な戦場で…とでもいいたいんでしょうか

はぁ〜、引くワ、この発想。

バットを持ったプロの選手たちが私たちに
見せてくれるのは、一流の娯楽なのです。
たくさんの夢をつむぎ出してくれるプロのバットを、
刀に見立てるなんて、究極のナンセンスです

…と、私は思うのですが、「いいネ、“侍ジャパン”」
「そう、必要なのはサムライスピリッツだ!」と、
シビれるプロ野球ファンもたくさんいるだろうと思います。
「侍ジャパン」というネーミングの一件なんて、
ささいなささいなトピックスなんだろうと思います。

でも、私は今回の件で、
あぁ、プロ野球はやっぱりオトコの
価値観のなかに存在しているんだ
」と
しみじみ感じ、ビュ〜ンとココロが
遠いところに飛んで行きそうになりました

スポーツ紙などが、
「○○が兄貴と慕う○○選手」とか、
“仁義”的な言葉を好んで使うところも、
私が疎外感を味わうポイントです。
でも、女性のプロ野球ファンのなかには、
こういった「ザ・オトコの世界」に魅力を
感じているという人もたくさんいると思います。
男性は「女性の友情物語」みたいなものには
グッとこないと思いますが(むしろうさんくさいと思う?)
女性は「男性の群像劇」が結構好きですから。

だから、メディアの「オトコ臭」漂う報道は「正解」で、
私の疎外感は「小言」「うっぷん」でしかないのですが、
長年続くメディアの「いかにもプロ野球」的な
言葉遣いや論調が、世の中の多くの女性に、
プロ野球は私とまったく関係のない世界
と思わせている一因になっているとも思います

だから、画一的ではない、ホントにいろ〜んな
見方をするプロ野球メディアが増えることが、
今後のプロ野球の人気と発展につながると私は思います。
だから私は2009年も「文系的視線」を貫きます!

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