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次はプロが魅せてくれ!〜首都大学野球観戦記〜

2年前、家族の母校が甲子園に出場したのですが、
そのときのエースが進学した武蔵大学が
首都大学野球二部で優勝し、入れ替え戦に
出場するということで先日見に行ってきました、
埼玉にある独協大学天野貞祐記念球場という、
横浜からはとても遠〜いところへ。

「将来役立つ情報があるかも」と大学野球の
雑誌は見たりはするものの、正直「首都大学」という
リーグに対する知識もそれほどありませんでしたが、
(事前に予習したところによると一部には東海大学が。
 武蔵大学も阪神の上園選手などプロも輩出しています)
私には、六大学でもなく東都大学でもない首都大学二部の
野球部の“温度”がどれほどなのかという興味もありました。

球場は田んぼのなかにありました。
最寄りのバス停から田んぼと田んぼの間を歩いていると、
聞こえてきました、男子たちの野太い声援が。
対戦相手は一部最下位の大東文化大学。
私が見に行ったのは1勝1敗で迎えた第三戦です。

いわゆる観客席というのはなく、
数個置かれた長ベンチに座って一塁後方で観戦。
400円で購入したパンフレットによると、
首都大学二部の武蔵大学といえども、東福岡、帝京、
桐蔭、浦和学院など、強豪校出身の選手も多く、
最初はつい「ごめんね〜、私ふだんはプロの試合しか
見てないからさ〜、比べちゃうと、ねぇ」なんて、
まるでサッチーかのような「高みの見物」的な
態度だった私も、接戦から延長戦になった試合展開にも
引き込まれ、声をあげたり、ネットに張り付いたり

また、パンフレットを手に、
彼は帝京で阿斗里の先輩かな、
東福岡出身の彼の憧れは村田かな

なんて初めて見る選手たちに親近感を覚えたり。

私はただ、家族の母校出身の選手が、
少しでも目立ってプロのスカウトの目に留まって欲しい、
そのためには勝利してぜひ一部昇格を果たして欲しい

というそれだけの理由から武蔵大学を応援していただけで、
もちろん対戦相手の大東文化大学には何のうらみもなく。
なのに、試合を見ているうちに「大東文化をたおっせ〜」
とまで気持ちが燃えてくるなんて、スポーツ観戦において
たとえ小さくても「思い入れ」がいかに
大きな要素かということを思い知ったのでした

そりゃ〜、思い入れたっぷりのベイスターズの試合に、
泣くほどよろこび、泣くほど悲しむワケですよ。

試合は延長11回、武蔵大学がサヨナラ勝ち。
首都大学野球一部昇格が決まりました

まぁ、チアの女の子が試合の途中で、
「おつかれさまで〜す」と帰っていってしまったり、
補欠と思われる野球部員たちのノリだけの応援など、
二部相応なんでしょうか、そういったぬるい空気は
確かにありましたが、6回から登板して無失点に
抑えていた武蔵大学の投手がうれし涙を流し
敗戦投手となった大東文化大学の選手が
立ち上がれないほどうなだれている様子などは、
勝負の厳しさを感じさせてくれるものだったし、
同時にスポーツの魅力にあふれていたように思います。

ひるがえってプロ野球、というかベイスターズ。
アマにはアマの、プロにはプロの、
観客やファンを魅了し、満足させる
レベルっつ〜もんがあります。

さぁ、プロを、プロを、
魅せてくれ、ベイスターズ!

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雑談」カテゴリの記事

コメント

BS_Dust さん、はじめまして。
コメントありがとうございました。

>>ベイスターズを見ていると、プロ野球にも一部と
>>二部がある方が良いのにと思ってしまいます。

まさに、私もそういう思いがチラつきました、
そんなことには絶対にならないだろうな、と思いながら。

>>ダントツ最下位でも翌年になればすべてご破算で、
>>またゼロから一斉スタート

だからこそ、「昨年までは昨年。今年こそ!」
と期待してしまうのに、今年もこのザマです。
たしかに「ゼロ」からのスタートでしたが、
実際、チーム、選手個々はオフにその力を、
「ゼロ」にすらもっていけていなかった、
ということに、もはや言い訳はできませんね。

そのことに対する「プロとしての恥ずかしさ」が
あまり感じられないことが残念です。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします!

投稿: 文系野球少女 | 2009年6月14日 (日) 22時45分

川崎のベイファンさん、お久しぶりです。
コメント、ありがとうございます。

私も今回の大学野球観戦中、
「プロとは」「挫折感とは」など、
いろいろと考えてしまいました。

以前、駒田氏が「僕たちはいろんな選手を
踏みつけてここにいる」みたいなことを言っていましたが、
ピラミットの頂点にいるプロ野球選手たち、
だからがんばれ!もう、それしかないですね。

今後ともよろしくお願いいたします。

投稿: 文系野球少女 | 2009年6月13日 (土) 23時55分

はじめまして。いつも斬新な切り口にうなっております。
首都大学一部最下位チームと二部優勝チームの戦いですか。
ベイスターズを見ていると、プロ野球にも一部と二部がある方が良いのにと思ってしまいます。二部に落ちれば、給料がどーんと下がって移動もバスなんてことになれば、入れ替え選はさぞや必死のプレーが見られるはず。
ダントツ最下位でも翌年になればすべてご破算で、またゼロから一斉スタートという今のシステムはプロ野球を地盤沈下させるだけですね。

Jリーグでできていることがプロ野球でできないのは、やはり親会社丸抱えという制度のせいでしょう。独立リーグが広まり、その上部となるような新リーグができて、今のプロ野球に取って代わるような日もいずれは来るのでしょうか。

P.S. セリーグ再下位のベイとイースタンリーグ首位のシーレの真剣試合もちょっと見てみたいです。

投稿: BS_Dust | 2009年6月11日 (木) 22時42分

物凄く共感したのでコメントします。

私は野球に縁の無い高校・大学を卒業したんですが、
妻が明治大学卒なので付いて行って応援しております。

最初は横浜に入りそうなドラフト候補を見ようと
軽い気持ちで観に行っていたんですが…
スタンドにいる選手の親族の方の様子や学生席の盛り上がりで
どんどんのめり込んで今では普通に応援しております。
だからといって部外者ですから、
校歌を覚えようなどとは思わないんですが。

六大学を観ていると投手こそ粒揃いですが、
野手にはあまり目を見張る選手はいませんので、
ハッキリ言ってプロからすればかなり見劣りします。
しかし、そこには気持ちの強さがあります。

彼等の中から何名がプロに入るかと思えば、
プロ入りしている選手達の凄さも感じますが、
そんなプロ選手達(特に2軍選手)を観ていると…
何だかガッカリさせられるのが不思議です。

仁志なんか早稲田時代は輝いていたんだろうに…
とかどうしても思ってしまいますね…

結論の無い事をダラダラと書きました(汗)
いつも面白い着眼点で書かれているので
更新を楽しみにしております!

投稿: 川崎のベイファン | 2009年6月11日 (木) 15時45分

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