エースと呼ばれる男、呼ばれない男
今日は、守ってたのにもう攻撃してる、
攻撃してたのにもう守ってる…のくり返し、
マウンド上のピッチャーのユニフォームが
素早く変わる(もちろん中身もですが)、
アイドルコンサートの早着替えを
見るかのような試合でした。
その超スピーディーな試合展開には、
もちろん三浦選手の好投も貢献しているのですが、
ここ数試合の被ホームランのおしおきなのか、
好投が勝利には結びつきませんでした。
そんな三浦選手が、先日NHKの
『スポーツ大陸』で特集されていました。
高校時代 “遊び”にハマり、野球部の練習どころか
学校にも行かなくなったというエピソードには驚いたし、
自己満足ではない、わかりやすい口調も好感が持てたのですが、
こんなに勝てないチームの“プロ野球選手”“エース”の
ドキュメンタリー番組としては物足りないものがありました。
番組としての物足りなさは三浦選手のせいではないのですが、
「そ、そ、それは、どこのエースもやっていることでは?」
「い、い、意外とフツーのエピソードでは?」
と、という思いがチラついてしょうがなかったです。
そんな番組に1つ大きな見どころがありました。
小学校訪問のシーンでのこと。小学生がジャンプして
無邪気に三浦選手のリーゼントに無断でタ〜ッチ!
三浦選手は一瞬、ほんの一瞬ムカっときてたと思うのですが、
その小学生にじゃれるようにボディタッチを返してオトナな対応。
しかし、その直後に乱れたヘアをサッと直す三浦選手なのでした。
プロ野球選手が結果がすべて。
いろんな情報に引っ張られつつも、
基本的にはグラウンド上のことで選手を評価したい
私なのですが、こういったスマートな一面を見ると
「おぉ、さすが我らがエース!」と
思ってしまうのでした。
一方、エース候補と呼ばれる寺原選手に目をやると…。
今年始めたブログを見ると、完全にひと昔前の
プロ野球選手のブログという感じです。というのも、
いまは、多くの選手が「現役選手のブログ」という
ものの難しさを自覚しながら、置かれている立場や
チームの状態などいろんなことに気ぃ使いながら
ブログを更新する“ブログ成熟期”。
寺原選手のブログからはそういった
時代の緊張感が感じられないのです。
(三浦選手のブログは三浦流ルールのなかで、
ちゃんと緊張感をもって綴られていると思います)
万年二軍選手とかならそんなに残念にも思わない、
まぁいろんな意味でそんなもんなのかな…と。
でも、エース候補と期待される選手が、
イマドキのプロ野球界の空気みたいなものに
鈍感で、それを指摘するブレーンのようなものも
存在しないのかと思うとちょっと残念なのです。
グラウンド上のことで選手は評価すればいいのだから、
ブログがどうだろうとそれがイコールプロ野球選手
としての評価には絶対にならないのですが、
せっかくのファンサービスのためのブログで、
「エースの器じゃないのか…?」なんて
思われたら本末転倒。寺原選手には、
そんな雑音(って私だけが言ってんですが)を
吹き飛ばすようなエースな存在感を
グラウンド上で早く見せて欲しいです。
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