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2011年2月

監督が下りてきた?〜春季キャンプに行ってきた3〜

私は基本的には、選手至上主義です。
采配や監督の力で勝つことはあるんだろうけど、
どの試合も選手のプレーで勝ったんだと思いたい。
負けたときもしかり。それは、勝ったときは賞賛を、
ふがいないプレーには叱咤を、
「選手」に送りたいからです。
そんな私ですが、宜野湾でちょっと監督のことが気になりました。

昨年も春に宜野湾に行きましたが、
投手コーチとして実績ある尾花氏が、
三顧の礼で迎えられ、いよいよ監督に!という
緊張感を、球団スタッフや記者の
動きで感じ取ったものでした

かこみ取材で聞こえてきた監督の言葉も
「2番手でいいなんて思っていたら、ユニフォームを
着ている意味がない」といったような厳しい調子。
監督自身にも「監督のあるべき姿」という理想像があり、
それを目指しての言動だったように思います。

今年はというと、監督がずいぶん選手のほうに
「下りてきたなー」という感じがしました

グラウンド上で笑顔を見せていたし、
「ただ仁王立ち」というシーンが減ったような気が。
また、監督は全体練習の最後の筋トレメニューを
行う野手たちを輪の外から見守っていたのですが、
それは「チェックしているぞ」というより、
「気にかけているんだぞ」という感じでした

そのうち、専門分野ではない筋トレタイムにちょっと
飽きてしまったのか、手持ち無沙汰になってしまったのか、
監督がピッチングのポーズをとったりしていたので、
私は「もう、投手陣のチェックに行ってもいいんじゃん?」と
思ったりしたものですが、それでも監督は
最後まで野手を見守り続けたのでした。

そして、グラウンドから立ち去るとき、
監督は首脳陣に向けて「じゃあ、ロビーに6時半で!」と
声をかけていました。趣味はアナライジング
選手とは飲みュ二ケーションを行わないといわれていた
尾花監督。スタッフに対しても同様だったのかはわかりませんが、
休日前だったその日、「ロビー6時半待ち合わせ」で、
おそらく首脳陣か、スタッフとの間で食事会が開かれたのでは
ないかと想像しております。いずれにしても、
それは、スタンドにいた私も思わず「OK、6時半ね〜!」と
言ってしまいそうな明るいお誘いだったのでした。

監督が選手のもとに「下りてきた」ように感じた一方、
昨年のようなピリピリムードを感じなかったのも事実です

それは、監督2年目のゆとりなのかもしれないし、
選手の側にもいい意味での慣れがあるのかもしれない。
でも、私が感じたように、監督が変わろう、
変えようとしているのが事実ならば、「変わる」ことに、
少なからず葛藤はあったと思います。
でも、「変わる」ことよりも、
「負け続ける」ことほどプライドが
ズタズタになることはない!

そう思って「下りる」ことを決めたのかどうかは、
わかりませんが、監督が選手にそうしていたように、
私も、気にかけ、見守りたいと思います。

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「野球が楽しい感じ」が続くことを願います〜春季キャンプに行ってきた2〜

先日、荒波選手が一軍昇格しましたね。
とってもうれしいニュースだったのですが、
替わって降格したのが北選手だと知り、ちょっと複雑。
というのも、宜野湾で北選手のことがいい意味で目についた
からです。

北選手はいわゆる「ハンカチ世代」で、今年5年目ですが、
今年が野手転向3年目。出場試合数、安打数も増え続け、
昨年は初の一軍登録、初ヒットも記録しました。
いよいよ今年は一軍でキャンプインを迎え、
2年目に大きなケガをしましたが、
着実に階段をのぼっているという印象です

実質1日しか見学できなかったのですが、
北選手は居残り特打を行っていたこともあって、
バッティング練習を長く見ることができました。
その印象はひとことで言って「楽しそう」

2つある打撃ケージの間を移動するときも、
早く打ちたい、待ち切れないという感じがしたし、
(見学当時)初の一軍キャンプということで、
プレッシャーも気負いもあったと思いますが、
そういったものがあまり表に出ていなかったように思います。

また、練習後にベイスターズのユニフォームを
着た宜野湾の有名な犬を発見した際、
「シャロ〜!」と名前を呼び、
しゃがみこんで、そのシャロをなでなでする姿は、
浅尾きゅん、ならぬ、北きゅん、という感じで、
22歳にしては無邪気でかわいらしすぎるくらいでした。

まぁ、それは余談ですが、
その楽しそうな姿は、大きなケガがすっかり
癒えたということもあるかもしれませんが、
プロ野球選手として本当の意味での
壁にブチ当たっていないからともいえます

昨年の宜野湾で、同じように楽しそうな高森選手を見ましたが、
昨年不本意な1年を送り、二軍スタートとなった今年は、
一見楽しそうでも昨年とまったく違うと思います(たぶん!)。

それでも、いまの野球が楽しそうな感じや楽しめる感じ、
北きゅん、な無邪気な感じは、本当の壁にブチ当たったとき、
きっと自身を助けてくれるのではないかと思います。
だから、いまの楽しそうな感じが続くといいなぁと思うのです

まぁ、段階ごとの選手のいろんな表情を見るというのも、
ファンの1つの楽しみでもありますが、できれば北選手の
楽しそうな日々が続き、たとえ壁にブチ当たっても、
苦しむ顔を見せられるのは短い時間がいいですよね、当然。
そして、苦しんだあとにはプロらしいりりしい顔なんかも
見せてくれたらなぁ…なんて思います。

ということで、今年は北選手の「顔」にも注目したいと思います。
だから、一軍で野球やってください(父親になったことだしね。
あれっ、もしかしてそれがいちばん大きいのか?)。
まぁ、どっちでもいいので、とにかく、がんばれ、北!

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金城は“応援本能”をくすぐる選手だわ〜春季キャンプに行ってきた1〜

宜野湾の春季キャンプ見学から戻ってきました
私が見たのはキャンプ3日目。翌日は休日だったので、
沖縄には2日間滞在しましたが、実質1日しか
見学できないというスケジュールでした。

なのに、空港から宜野湾に向かう道は嵐のような雨で、
これは屋外練習はないなぁ…と暗い気持ちになっていたら、
まさに宜野湾に着いたころに雨がやんできました。
そして、車を停め、球場に向かうと、
サブグラウンドで投手陣がノックを受けているのが
見えました。最悪の事態想定から一転、
こんなにベイスターズの選手たちのユニフォーム姿が、
キラキラ輝いて見えたことはありません

山口の相変わらず長くうっとうしい髪でさえ、
あの日はなんだかありがたかったものです。

1日だけのキャンプ見学でしたが、
いろいろ印象に残っていることはあります。
なかでも、一番印象的だったのは金城選手です。

練習メニュー表の「居残り」メンバーのなかには、
名前がなかった金城選手ですが、球場を出たのは
最後だったんじゃないかと思います。金城選手は三塁側の
ファールグラウンドで、トスされたボールをとにかく遠くに
飛ばす練習をしていました。途中、練習を終えた選手が
球場の出入り口で取材を受けていたのでそれを見ていたり
しましたが、「終わった終わった」と三塁側に再び目をやると、
さっきと同じところで金城選手がずーっと同じ練習をしていました

グラウンドに選手がいなくなり、そろそろ帰ろうと、
球場の正面玄関で記念撮影などをしていたら、
なんとそこから金城選手が出てきてびっくり
というのも、通常選手は球場のわきから出て、
隣のホテルまで歩いて帰るので、正面口は通らない。
正面口は、エラい人の送迎車をつけるところなのです。

私はすぐに金城選手がここに登場した意味がわかりました。
なぜなら、金城選手はフラッフラだったからです
ホテルまでのほんのわずかな距離を
歩いて帰れないほどフラッフラになるまで
練習をするから、車の手配をお願いしたのだと。
すると、その予想通り、スタッフが運転する車が到着し、
金城選手はドサっとその重い体をシートにあずけたのでした。

金城選手が車を待つわずかの間、私はもう、
サインとか写真とかお願いする気にはなれませんでした。
それどころか、金城選手の切迫感が
ビンビンに伝わってきて、泣けてきそうでした

だって、老け込む歳じゃないったって、練習は
「とにかく数をこなす」って歳ではないでしょう。むしろ、
やり過ぎのリスクだってあるし、休養こそ必要かもしれない。
それでも金城選手は「数こなす」ほうを選び、
実際、フラッフラになるまで数こなしたんでしょう。
後日、朝の声出しで「初心にかえって」と言っていましたが、
まさに今年はそいうい思いで練習をしているんだと思います

まー、私が見たのは長いキャンプのほんの1日。
昨年だって一昨年だって、そういう日があったかもしれない。
それでも、金城選手は私の“応援本能”を
1日で十二分にくすぐってくれたのでした

ちょっと、ほめすぎ?
そうかもしれません。でも、金城選手は、
その山あり谷ありの野球人生をしっかり見てきた選手。
ファンが、偏った愛、執着心、強い思い入れなどをもって
見るのもプロ野球の楽しみ方だと思っていますので、
どうぞお許しくださいませ〜。

その他、気になったことはまた次回…。

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今年は村田を信じてみようシリーズ第1弾は宜野湾!

ツイッターでぶつぶつとつぶやいているうちに、
あっという間…でもなかったけれど、とにかくオフが終わり、
明日はいよいよ春季キャンプスタートとなりました。

今夜は、タイミングが合わなかったのか、
そんなもんは最初っからないのか、
「ベイスターズ沖縄入り」のスポーツニュースを見ることは
できませんでしたが、「渡辺選手置いてけぼり」ニュースで、
とりあえず、無事にチームが沖縄入りしたことは確認いたしました。

オフは、ベイスターズなりに? ベイスターズだから? か、
内川選手移籍とか、村田選手FA宣言せず残留とか、
渡辺選手が、涙を流し、涙で見送られ新加入とか、
えーっと、あとほかにもトレードもがありましたね。

そんなオフの最中、1つ心に決めたことがあります。
それは、「今年は村田を信じてみよう」ということ。
その理由は、村田選手のこのオフの以下の発言にあります。

「今年の成績でも全試合4番で使ってくれた監督、
 コーチに恩返しをしたい。3年連続で90敗以上し、
 身売り話も出て、選手会長として責任を取らないまま、
 手をあげていいのかと考えた結果」

「自分が変わることでチームも変わる、という思いを持っていきたい。
 チームが3年連続最下位、90敗という成績の中、チーム、
 ファンの皆さんに大変迷惑をかけた

まぁ、簡単に言ってしまえば、コロっときたということです。
内川選手が、そりゃ3年連続3割打ったかもしれませんが、
主力選手であったにも関わらず、一向に「責任」といった
言葉を発しないこと、それどころか「勝っても負けても変わらない」
といった勝敗に一喜一憂するファンを冒涜するような発言を
したことで、大きく落胆、いや傷ついていたといってもいい心に、
これらの言葉が効いてきて、さらにコロっときたというワケです

もちろん、内川選手が残留した場合はきっと村田選手と
同じようなことを言っただろうし、逆に村田選手が
FA移籍するならば、「最下位の責任」うんぬんなんてことは
言わなかったでしょう。でも、そんなことは「気がつかないフリ」です。
人気面を考えて「計算」された発言であってもまったく構わない。
大事なのは、「クサさ」や「しらじらしさ」を嫌がることなく、
キッパリとファンに向けて発言したこと。それで十分なのです

村田選手はさらにこんなことも言っています。

来季はキャプテンとしてチームを背中で引っ張る
人間として、若手の見本になりたい

私は、これら自らの発言に大いにプレッシャーと責任を感じ、
村田流で構わないから、やれるところまでやってみて
欲しいと思う。そして、思うようにいかないことがあっても
「もがく」姿をファンに見せて欲しいと思う
そんな姿を見たら「おぉ、村田よ」と泣くかもしれないし、
逆に、シーズン終了後、早ければシーズン中に、私は
自分の単純さ、ノーテンキさを思い知ることになるかもしれない。
それでもいまは「今年は村田を信じてみよう」
という気持ちなのです。

もうオフは終わりました。
浴衣を着たイベント中や奄美大島で仲間や後輩といるときだけの、
場所・メンバー限定でのキャプテン期間は終了したのです。
ということで、「ベイスターズのキャプテン」を見に、
今週宜野湾に行ってきます!

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