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“5cmの向う岸”2

選手はどんなふうに帰って行くのだろう…。
昨日のように負けた日は、そんなふうにテレビの
向こうの試合後の選手の様子に想いを馳せます。
神宮球場のように、ファンの前を歩いて引きあげる
ことはなくても、スタジアムの選手駐車場、
遠征先なら移動バスが待機しているところなど、
どんなところにも、どんな試合をしようとも、
必ずファンはいます。それが人気スポーツの証でもあります

100%グラウンドで力を出し切ったからもうくたくた?
負けたのにヘラヘラと愛想よくできない?

それはそうかもしれない。

でも、こんなに借金を抱え、今日も負けてしまったのに、
熱心に選手を待ち、声援を送ってくれるファンがいたら、
ちょろっと手を挙げるくらいの力は沸いてこないかなー。
ありがたいという気持ちが勝って、
思わずぺコっとしてしまわないもんかなー

と、思うことがよくあります。

先日三浦選手が球場を去るときにそうしていたように、
両手を大きく振ってくれといっているわけではありません。
韓流スターのようにおだやかな笑顔を返して欲しいわけでも、
米つきバッタのようにペコペコして欲しいわけでもありません。
あの日の神宮球場の渡辺選手のように、
車のハンドルから5cm手を挙げるだけでいい。
頭を5cm前に倒すだけでいい
のに…

「勝つことが一番のファンサービス」とは、
まさにその通りで、そうあって欲しいと思います。
でも、負けた日でも、たった5cmのことで、
ファンは多くのことを許せ、愛着が増し、
さらにはもっともっと応援しようという気になる。
ファンと選手が幸福な関係を築ける、
そんな「二番目のファンサービス」を誰が叱りましょうか

大大大低迷中のチームですから、ベイスターズの選手には、
それでも応援してくれるファンに対する感謝の気持ちから、
手や頭が5cm、「つい」動いてしまって欲しいとは思いますが、
「これではファンが離れていく」という計算が働いて、
意識して5cm手や頭が動いてくれてもいい、いっそのこと。

渡辺直人選手の小さな小さな振る舞いではありましたが、
同僚が涙を流す人柄、オールスターファン投票で
一時トップに立った人気の理由を実感するとともに、
その意識はあるのかもしれませんが、
「ファンあってのプロの世界で生きている」という意識を、
うまく表せる選手、へたくそな選手とがいるなー
と思った、
今年初の神宮でした(だいぶ経ちましたが…)。

※ 「5cmの向う岸」はユーミンの曲のタイトルです。
 彼が自分より5cm背が低いことを友人に冷やかされ、
 ぎくしゃくしてしまったという切ない歌なのですが、
 神宮の帰り、「5cm」のことばかり考えていた私の頭のなかに、
 気がついたらこの曲がかかっていたので、タイトルにしてみました。
 「5cm」で状況が大きく変わる、その向こう岸に
 選手に連れて行って欲しいという気持ちも込めました。

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コメント

「その2」を待ってました。

神宮は選手との距離が近い分、人となりが垣間見えますよね。
「計算でもいいから」という部分に共感します。
横浜の選手は何か勘違いをしていると常々思います。

移籍しても尚、ファンを挑発する選手。
ファンとの関係を拗れさせて声援を無視する選手。
ヤジを耳に入れぬ様に耳栓をする選手。

よくもまぁ自分達のテイタラクを棚に上げて
そんな態度を取れるなぁ…と悲しくなってきます。
横浜のファンなんて12球団を見渡せば優しい方ですよ。
ヤジを言うファンが居ない球団なんてありません。
負けても尚応援し続ける横浜のファンですから
勝率5割で十分大喜び出来る精神構造なのに
その可能性の欠片すら見せてくれないくせに
ファンが少し何か言おうもんなら…

客だから何をしても何を言ってもいい訳ではありませんが
少なくとも払った料金に見合うサービスを提供しようという
気持ちがあればそういう態度は取らないはずですがね。

パリーグ球団の選手は声を掛けられれば必ず何らかのリアクションを起こしてくれます。
セリーグより人気があるとも言われる現在でも。
それは彼等がファンとの距離を頭に入れているからでしょう。

横浜は”たまたま”ずっと人気の高かったリーグに所属しているだけで
自分達が勝って人気を上げた訳でもなく
それ以外の何かで人気を上げた訳でもありません。
その”たまたま”にいつまで便乗する気なんでしょうか?

渡辺や森本を見ていると違いはハッキリ見えます。
プレーが優れなくとも明るく振舞う森本は素晴らしい。
それを近くで見ているのに自分の態度を変えない選手。
もっと視野を広く持つべきではないのでしょうか?

まずは5cmから。

投稿: 川崎のベイファン | 2011年7月16日 (土) 12時35分

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